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Posted by ミリタリーブログ at

2015年11月27日

タナカ S&W M13 FBIspecial DOB化。

こんばんは♪butchです(^ω^)



さて前回のM327 2inchと一緒にご依頼をいただいた「タナカ M13」。
私の代表作である「タナカ M13」の「DOB化」を施します。






「DOBってなんやねん。」



と言う方もおられると思いますので、再度ご説明を。








タナカさんの「S&W Kフレーム フィクスドサイトシリーズ」(M13、M10)は、
アウターバレルが固定強度保全の為に、フレームに接着固定されています。

よって、分解出来ません。


要するに、「モデルガンと同じ仕様」と言う事なのです。
※モデルガンのバレル固定は安全対策上の為ですが。



モデルガンとは違い、BB弾発射機構を持つガスガン。
しかも「当たらない」、Kフレームシリーズ。


「カスタムしたいよぅ(´・_・`)」


当然そう考えます。

そこで最大の障壁となるのが「アウターバレルをフレームに直接接着固定」仕様です。


完全分解出来ません。



命中精度に一番の悪影響を与えている「タナカ製カチカチ鬼ホップパッキン」が交換出来ません。




そこで「完全分解」を可能とすべく、二年の歳月と七丁の「タナカ M13」を犠牲にし、
産み出されたのが「DOBシステム」です。
※デタッチャブルアウターバレルの略。



※分解組み立てについては、こちらの動画をご覧になって下さい。

タナカ M13DOB 分解組み立て動画。

https://m.youtube.com/watch?v=o2cklIpG-1Q






閑話休題。





さて今回加工するM13です!










エイジング塗装が綺麗に施されております(^ω^)


M13はさておき、






「素敵なグリップだわ...( ;´Д`)」














「めっちゃ格好良いじゃん...( ;´Д`)」



返したくない。
※涙を飲んで返却致します。



さて、傷付かない様に片付けておこう...





そして分解!







このM13、エイジング塗装が施されているのですが、オーナー様が
再度ブルーイングかセラコートを施されると言う事ですので、塗装を剥離します。



「さぁ~て、アウターバレルをぶった切るか。」
と、切断する箇所を確認したところ、









「!!!?」






「インナーバレル内部迄、塗装されてるよ...?」



完全分解出来ないM13なので、確かに塗装は難しいと思います。

しかし、


「マスキングは出来るだろうよ...( ;´Д`)」




塗料により、バレルハウジングがフレームに固着していたのですが、





無事に切断完了\(^o^)/






IPAにて塗装剥離を行いますので、しばしのお別れ!





さぁ、M327のつづきをやりますか♪( ´▽`)





つづく。