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Posted by ミリタリーブログ at

2018年04月28日

【大長編】M327 ver.Q、大完成!!!【再び】











※今回の記事では新たな画像を追加し、「5m計測」での結果、
「25m計測での動画」を掲載致しております。





前回記事と、全く同じではございません。
新たに記事を製作するだけの''気力''が無かったのです。







チューニングも大変でしたが、記事製作も大変だったのです。







( ;´Д`)


































閑話休題。





























汎用カスタム''Hi-mod''





「一定以上の距離において、一定以上の精度を目指す。」




内部マガジンを使用しながら。
※最大装弾数は''11発''。内部マガジン込みでの数字。


















しかも「旧型M327 5inch HW」はペガサスリボルバーにおいて、

「唯一実用的な可変ホップシステム」を搭載致しておりますので、

重量の異なる''多種類のBB弾が使用出来る''と言う「利点」もございます。







「M327 5inch HW ver.Q Hi-mod ''bcw 汎用カスタム''」の場合、










0.2~0.33gBB弾迄、使用可能なのです。



◉東京マルイ製 ベアリング研磨 0.2g
◉東京マルイ製 ベアリングバイオ 0.25g
◉東京マルイ製 スペリオールバイオ 0.28g
◉GALLOP precisel baio BB 0.3g
◉G&G Bio degrable 0.33g

上記BB弾を使用し、検証。






インドア等の近接戦闘や、BB弾重量制限が有るフィールドでは「0.2~0.5g」。

野外等の交戦距離が長いフィールドでは、比較的に風の影響を受けにくい「0.28~0.33g」。





よりキャッチーに。





この「M327 5inch HW ver.Q」は''短距離での精密性を目指したカスタムチューニング''ではなく、

サバイバルゲーム等のアクティブシーンにおいて、25~30m先の''人間大のターゲットを捉えるべく''

製作された「最小公約数的なチューニングペガサス」なのです。










だからこそ、異常に難しい。

頓挫致しました「bcw チューニング事業」において、''目玉賞品''にしようと考えていたのですが、



コレは無理だぉ...( ;´Д`)



チューニングが煩雑極まり、あまりにも作業効率が悪く、

こんな作業を常日頃からしていたら、毛根が多数死滅してしまいます。



私は未婚のおっさんなので、それは避けねばなりません。









もう、ちょっと、M327はいいわ...。



率直な感想なのです。








閑話休題。















ちなみに「トリガープル」は、DAにて計測したところ、「1.6~1.8kg」でした。

※ガスを抜いた状態で、BB弾を11発装填(内部マガジンも使用)し「MY CABON」にて計測。
旅行カバンの重量を量る為の、デジタルスケールなのです。





そして、今回の「M327 ver.Q」で行った、

◉初速計測。

◉最高初速計測。

◉5mグルーピング計測。

◉25m計測。



上記4種類の計測は、全て「DA(ダブルアクション)」のみで計測致しております。








今回はアクティブシーンでの使用を前提とした「カスタムチューニング」でございますので、

「確実なトリガーリターン」を意識しながらも、''ギリギリまで軽いトリガープル''を目指しております。









※元のトリガーストップを削り落とし、新たに製作した''トリガーストップ''。





なぜなら全ての計測において、S&W DAリボルバー独自の

シリンダーストップがかかった時点で、一旦トリガーを引き止め、
短いストロークにて発射する


''擬似SA''にて計測する為なのです。



トリガープルが重いと、勢いでトリガーを引ききってしまう可能性が高くなってしまう為、

シリンダーの回転をコントロールし易くすべく、トリガープルは限界まで軽くある必要性があるのです。



それに伴って、シリンダーも小さな力でスムースに回転すべく、

回転抵抗を出来る限り除去する''カスタムチューニング''を施しております。



















それでは「M327 5inch HW ver.Q Hi-mod ''bcw 汎用カスタム''」の カスタムチューニング内容なのですが、






○「ペガサス病対策加工調整ver.2」。
※「ペガサス病対策加工調整ver.2」は、「ペガサス病対策加工調整」、「A90化」、
「ペガサス病対策パッキンNBR90ver.1.1」を''機能として一体化''させる為の加工調整なのです。

○パッキン類を「天使の輪っかセットver.2」に交換。
※シリンダーギャップパッキンはタナカ純正を使用。

○タナカ純正ラバーチャンバーパッキンを加工調整。
※最大装弾数は11発なのです(内部マガジン込み)。

○PRF化。
シリンダーの運動量、範囲等を調整。
それに伴い「BB弾」、「チャンバーパッキン」、「ガス放出口」のセンター出し。
「グルーピング向上」を目指すには、必須の加工調整。

○バレルハウジング内の''ホップアップレバー''の一部をワンオフ製作。
純正形状の物よりも、''確実、かつタイト''にホップがかかる様に加工調整。

○ガスタンクの性能を最大限に発揮させるべく、インナーバレルを''4inch+整流スリーブ化''。
※インナーバレル長 10.2cm、整流スリーブ長 1.5cm。






※コレです。

しかも今回は、






「整流スリーブ」が取り外し可能なタイプなので、分解が楽っ!



○あらゆる「パッキン」や「スプリング」の交換、加工調整等。

○初速調整。

○アクション調整etc...。





「さらり」と加工調整内容を書き記してはおりますが、「M327の場合」、







「ガスタンク(ガス放出量の安定化=初速調整)」、「ホップアップレバー(形状、突き出し量調整)」、

そして何より「タナカ純正ラバーチャンバーパッキンの加工、調整」が本当に難しいのです。







「ガスタンク」や「ホップアップレバー」の加工調整に関しては''硬質な物''なので、寸法をチェックしながら

一定の精度で加工する事が可能なのですが、「ラバーチャンバーパッキン」はゴムです。

少しの力で変形してしまう為、均等な数値にて加工する事が難しく、それぞれの''抜弾抵抗''にばらつきが出てしまうのです。



「ラバーチャンバーパッキンの抜弾抵抗」は「ペガサスチューニング」において非常に重要な要素であり、

その他の要素で完璧な精度を達成したとしても、「抜弾抵抗にばらつきがある限り」


高い集弾性能を目指す事は、まず不可能なのです。



私がほぼ全ての''チューニングペガサス''に「ゲボスケ」を使用しているのは、その為です。


''限界まで抑えられている抜弾抵抗''、そして''ほぼ均一と言っても過言ではない抜弾抵抗の精度''。




真の意味でペガサスリボルバーのカスタムパーツと呼べるのは「ゲボスケのみ」なのです。




現在の極私的な意見なのですが、市販されている「カスタムインナーバレル」や「カスタムバルブ」等は


タナカ純正パーツには及びません。



「ペガサス病対策加工調整ver.2」の完成により、「天使の輪っかセットver.2 & NBR90 ver.1.1」は、

よりその真価を発揮する事が可能となりましたが、「本体側(ガスタンク)」の加工調整が必須であり、

「ゲボスケ」に比べ、「汎用性」という意味においては、




遠く遥か、足元にも及びません。



組み込むだけで、明らかに''精度が上がるゲボスケ''。




唯一無二の完成度、そして存在感。




真の意味で「タナカ純正パーツ」を超える唯一のカスタムパーツ。


それがゲボスケなのです。




その「ゲボスケの抜弾抵抗、そして精度」にタナカ純正ラバーチャンバーパッキンを近づけつつ、

''内部マガジンを使用''出来る様、今回は苦悩に苦悩を重ねたのであります。



ゲボスケには遠く及びませんが、何とか''一定の数値を叩き出せる精度''が完成していると思います。










閑話休題。














※キーロック跡に削り出した''アルミパーツ''をはめ込み、裏から「アルミシールテープ」にて固定。

元の「キーロック仕様」にも戻せる''トゥーウェイ方式。










「ハンマーブロックセーフティ機能」は除去、「キーロック機能」はキャンセル致しております。

「ハンマーブロックセーフティ」はまだしも、「キーロック」は本当にいらない。


実銃でも悪評が高い様で、トリガープルを阻害するだけなのです。


M327のキーロック機能は、邪魔でしかない。




ガスを注入し、BB弾を装填。

そして「トリガーを引く」。




それのみがセーフティ










言うなれば、「フート軍曹仕様」です。



「新しい週が始まる、月曜だ。」




日曜ですけど( ;´Д`)










そして、「M327 ver.Q」の外装二大特徴である、














ベッタベタのデホーンドハンマァー!







そして!!

















「5インチモデル」をあえて6インチ化する、


コンペンセータァー!!!




このコンペンセーターも、






「パッキンのテンションのみ」で固定されておりますので、取り外し可能。

元のマズルフェイスにも戻せるのです。




このコンペンセーター、特に機能性は無く、見た目だけなので...。





(=´∀`)人(´∀`=)




どちらでも、お好みで。









閑話休題。








それでは「初速計測」なのです!




※東京マルイ製 ベアリング研磨0.2gを使用。

※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを使用(2秒程注入)。

※~21.5度の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。



※ホップは「東京マルイ製 スペリオール0.2g最適状態」での計測。






◯画像撮影の為、次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。

○本体、ガスタンク、ガスボンベは一切温めておりません。



ちなみに「ストレインスクリュー」の締め込み具合は、








この程度なのです。

ゆるゆるです( ;´Д`)



































今回は「ゲボスケ」が使用できない為、特に「初速安定度」にこだわりました。


「タナカ純正ラバーチャンバーパッキン」を使用する事による''集弾性能低下''を、

少しでも「その他の要素」にて補う為でございます。




この「初速安定性能」を完成させる迄に、「東京マルイ製 HFC134a」を二本使用致しました。



オゾン層に申し訳ない。













それでは恒例の「最高初速計測」なのです!



※東京マルイ製 ベアリング研磨0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(2秒程注入)。
※※「~40度」の恒温庫にて「25分間安置後」、~22度の室内にてXCORTECK X3200を使用し、計測。


計測時、ガスタンク(シリンダーアッセンブリ)は、
ほっこほこの状態です。





◉ガスガンにおける''可変ホップシステム独自の現象''なのですが、電動ガン等の「流速カスタム」と同じ様に、

「ホップを強くかければ、かける程に初速が上がる」現象が「M327」にも発生致します。






という訳で、「M327 可変ホップシステム」において、最も強く''ホップがかかる状態''である、









「ホップアップレバー」を押し込む''芋ネジ''を完全に抜いた状態で、最高初速を計測致しております。

※0.33g弾を使用しても、思いっきり天高く舞上がってしまう「極強ホップ状態」。



しかし現行銃刀法では「銃口初速での数値を規制」致しておりますので、弾道や実用性等は関係ございません。

とにかく、''一番高い銃口初速を記録する状態''にて計測致しております。




※ストレインスクリューの締め込み具合に変更はございません。





















精度よりも何よりも、まず間違いなく安心出来る数値でなければ、「カスタムチューニング」とは言えません。

どの様な高い精度を記録したとしても、それは違法であり、失敗作でしかございません。










ほっ( ;´Д`)










そして、極一部のマニア様、お待ちかね!!!


「5mグルーピング計測」なのです!!!




今回は通例の「5m計測」ではなく、「Hi-mod汎用カスタム」の真価を計測する為の


「変則5m計測」なのです。





※東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25g BB弾を使用(無選別にて使用)。

※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを1秒程注入後、室温にて3分間安置後、計測。

※計測対象エアガンを「レストに固定し」、~23度の室内にて計測。

※ホップは「0.25g適正状態」での計測。

◯銃口からターゲットペーパー迄の距離が「5m5cm」。



ここまでは以前と同じなのですが、



◉内部マガジンを使用し、「10発」を発射お
※10秒毎にBB弾を発射(タイマーにて計測)。

◉10発を撃ち尽くした後、再度10発装填。

◉「1セット 計20発での最大グルーピング」を計測。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◉ガスタンク内のガスを抜き、再度''一秒程注入''。
◉室温にて3分間安置後、2セット目の計測を開始。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


◉内部マガジンを使用し、「10発」を発射お
※10秒毎にBB弾を発射(タイマーにて計測)。

◉10発を撃ち尽くした後、再度10発装填。

◉「1セット 計20発での最大グルーピング」を計測。



以前迄の「最大装弾数での精密性を求めた''5m計測''」ではなく、

ある程度の弾数を消化しながらの''安定性''

を測るための''5m計測''でございます。







※「グルーピング計測」に使用している機材はこちらです。
http://butch.militaryblog.jp/e806616.html


要するに、今回「M327 ver.Q」の5m計測では「20発1セット」でのグルーピングを計測致しております。

※「20発1セット」を計2回、合計2セットを計測。






「一セット目」。
























計20発の最大グルーピングが「4.9cm」。











「2セット目」























計20発の最大グルーピングが「4.6cm」。



















そして「遠射精度」を動画にて撮影致しましたε-(´∀`; )




(注意)

動画にて使用している「ターゲット(一般的なサイズの一斗缶)」&「距離を測っているメジャー30m用(巻尺)」は





こちらです。





ちなみに「一斗缶」は、「35cm×23cm×23cm」の物を使用致しております。

ホームセンターで購入致しました、ごく一般的なサイズの「一斗缶(18l缶)」なのです。
※「A3コピー用紙を、ふた回り程小さくした程度の大きさ」とお考え下さい。



○計測に使用したBB弾は「GALLOP 0.3バイオ弾(無選別)」。
※撮影当日、少し風がございましたので重量弾を選択。私のチューニングと相性があまり良くない「GALLOP製 0.3gBB弾」を使用。
※※「東京マルイ 0.28g BB弾」を、前日に使い果たしてしまったのです( ;´Д`)

○計測に使用したガスは「東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(2秒程注入)」。




それでは動画をご覧下さい!!!








※ウィンドウ内のタイトルが''YouTubeリンク''でございます。
当ウィンドウでは画質が圧縮され、弾道が確認しにくい為、''YouTube''にて「720HD」をご覧下さい。

※※音量調整に失敗致しておりますので、音声は少し小さめでもございます。




今回の動画、様々なミスがございまして、もう一度撮影し直そうかとも考えたのですが、

とりあえず、いいか。



撮影可能な日時は極限られておりますし(今回は某日のAM5:30頃に撮影)、


とにかく、いろいろと面倒なのです( ;´Д`)


適正ホップ状態での''気持ちの良い弾道''を、ぜひご覧いただきたかったのですが、

これは仕方がない。「レンチと0.25弾」を忘れた私が悪いのです。




今回の「25m計測」にて、改めて実感致しましたが、

やはり、20度は欲しい。


15度前後でも、何とか命中は致しましたが、真価を発揮しているとは言い難い状態です。





日中であれば''1年の内、半年は活躍する''と思います。





























その様な感じなのですが、私にとっては''過去最高のペガサスリボルバー''なのです(=´∀`)人(´∀`=)


様々な意味で。











「M327 ver.旧(急)」、完。












(追記)





''M327 ver.Q''が残した物。



ペガサスチューニングに対する''深い見識''、そして






「ペガサス病対策加工調整ver.2」を施したガスタンク二基、カスタムバレルハウジング。




そして大量の「整流スリーブ製作用のアルミパイプ」。







後を濁した「飛ぶ鳥」です( ;´Д`)