2016年12月18日

コルトリボルバーの「二段トリガープル」。それは「シーソー」と同じ原理です。

こんばんは♪butchです(^ω^)





コルトリボルバーの「二段トリガープル」。それは「シーソー」と同じ原理です。




今回は答えを先に申し上げます。


「タナカ ペガサスR-model コルトパイソンのDA二段トリガープル」は改善出来ます。


※出来ました(^ω^)~♪
「R-model スムーストリガー」第一段階完成です!









さて「コルトリボルバーのDAトリガープル改善」。
先日申し上げた「S&W化」はとても大変なので、それ以外の部分についても考えてみたいと思います。




一番簡単な「トリガープルの軽減化」はご存知、「メインスプリングのテンションを下げる」事なのです。

※※コルトリボルバーの「メインスプリング」は、S&Wリボルバーで言うところの「ハンマースプリング」と、
「トリガーリターンスプリング」の機能を兼ねている「スプリング」なのです。
「コルトリボルバーのアクション」において、最も重要なパーツなのです。





が、





「ハンマースプリングのテンションを下げた」ところで、コルトリボルバーの「DA二段トリガープル」は

改善致しません。





改善しないどころか、「メインスプリング」のテンションを下げ過ぎると、トリガーが初期位置に戻らなくなります。



「トリガープル」は軽くなった。
しかし「DA二段トリガープル」は改善していない。

その上、「トリガーが初期位置に戻らなくなった」。


トリガーが初期位置に戻らないと言う事は、「次弾を発射出来無い」と言う事です。

動作不良と言うよりも、欠陥です。





では「メインスプリング」以外の部分を調整するのか?
多少は「アクション」が改善、軽減するかも知れません。

ただ、ピンポイントで「DA二段トリガープル」を改善する事は「不可能」だと思います。









皆さん、「コルトリボルバーのDA二段トリガープル」、どれ位トリガーを引いた時点で発生していると思われますか?

この「DA二段トリガープル」、必ず決まった「位置」、「タイミング」で発生致しております。



一番解り易い「タイミング」で申し上げますと、「下がっていたシリンダーストップが上がりきった瞬間」以降からなのです。




この「タイミング」、とても重要なので、もう一度申し上げます。




「下がっていたシリンダーストップが上がりきった瞬間以降から。」





今回の「DA二段トリガープルの改善」の答えは、この「下がっていたシリンダーストップが上がりきった瞬間」にございます。

「下がっていたシリンダーストップが上がりきった瞬間」から、とある「パーツの支点位置」が変化するのです。



とても重要な事なので、もう一度申し上げます。



「下がっていたシリンダーストップが上がりきった瞬間から、とあるパーツの((支点位置))が変化する。」





そうなのです。「コルトリボルバーの二段トリガープル」。
それは「シーソー」と全く同じ原理なのです。


この「支点の移動」を改善し無い事には、「トリガープルを軽減」する事は出来ても、
「DA二段トリガープルを改善」する事は、絶対に不可能なのです。


何故、改善出来無いのか?


「そういう世界の仕組みだからなのです。」






これはですね、とても楽しいですよ(^ω^)~♪



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