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Posted by ミリタリーブログ at

2017年08月25日

未在。

※俺、Kフレニスト。「the final phase」よりの転載でございます。












「未在」...未だ在らず。限りが無く、至らぬ事。





















































































この数年来行ってきた「ペガサスチューニングの結晶」である、「bcw la pencil」なのです。



私の「内部チューニング」や「外装カスタム」。

今日に至るまでの、全てが「ここに有る」のです。












































「M10 HW 6.2inch DOB A90 ver.2A1 PRFver.1.1 整流カスタム (bcw la pencil)」のカスタム、チューニング内容なのですが、

○「ペガサス病対策加工調整」。

○「バルブパッキン」を「ペガサス病対策パッキンNBR90ver1.1」に交換。それに伴う加工調整。

○パッキン類を「天使の輪っかセット」に交換。
※今回「シリンダーギャップパッキン」には使用せず。

○「A90化」。
※「ペガサス病対策加工調整」、「ペガサス病対策パッキンNBR90」、「天使の輪っかセット」の三点を、
可能な限りタイトに組み合わせる事により、細やかな初速調整を可能にする加工調整。


○初速調整。

○PRFver1.1化。
シリンダーの運動量、範囲等を調整。
それに伴い「BB弾」、「チャンバーパッキン」、「ガス放出口」のセンター出し。
「グルーピング向上」を目指すには、必須の加工調整。

○ホップパッキン、インナーバレルを「M327」と同型の物に交換。
アウターバレルに合わせ、インナーバレルを加工。前後端のテーパー追加工。
ホップ窓のバリ取り等。

○ホップパッキン、インナーバレル交換により、「ver.2A1化」。
軽量弾(0.2g等)を使用可能な様に、「バレルハウジング」を加工調整。

○インナーバレルを「4.5inch化」。

○ホップ突き出し量調整。
※固定ホップ仕様。現在は「東京マルイ製 0.2gBB弾」に合わせて調整。
東京マルイ製 ガンパワーHFC134a を二秒弱注入、気温~34度時での試射にて、水平弾道で28~30m程。
(ガスガンでございますので、使用状況や使用状態に大きく影響を受けます。)

○チャンバーパッキンを「ゲボスケ」に交換。抜弾抵抗を微調整済み。

○内部マガジン機能をキャンセル 。
(マガジンカバーを加工致しておりますので、内部マガジンは使用不可。)

○あらゆる「パッキン」や「スプリング」の交換、調整等。

○アクション調整。
※主に「トリガープル」の軽減化。




(外装の加工内容)

○アウターバレルが分解できる様、DOB化(デタッチャブル アウターバレル化)。


※アウターバレル根元の芋ネジを外し、

※アウターバレルを反時計回りに回すと、

※この様に分解可能。
本来「M10」は、アウターバレルとフレームが接着固定されている為に分解出来ず、
インナーバレルやホップパッキンのメンテナンスら交換が行えません。




○リコイルプレートに「ハンマーノーズブッシング」のモールド加工。


※貫通致しておりませんし、何ら機能はございません。

ただ、有った方が数段格好良いのです(^ω^)✨



○「コクサイ スピードコンプ」のトップマウントを移植。




前方と後方の「二点固定式」※中央のネジはダミー。




前方のネジと、「真鍮製手作り固定金具」にてフレームを挟み込み、固定。
後方のネジは、フレームにねじ込み、直接固定。







もちろんですが、固定金具とフレームに「雌ネジ」を切っておりますので、
ネジ&固定金具を外す事により分解可能。



○アウターバレルを延長。








※「タナカ ペガサス M10 4inch HW アウターバレル」をベースに、アルミパイプ等を使用し、約6.2inchに延長。
※※今回のカスタムでは、整流スリーブはアウターバレルに内蔵されております。



もちろんですが、



マズルフェイスに「ライフリング」を移植。

ライフリングの再現は、私の「プライド」なのです。



○サムピースを「ちりとり型」に加工。
チェッカリングには、「バローベ 筋目ヤスリ 30lpi」を使用。

特に意味は無いのですが、何となく...( ;´Д`)



○「キャロム ステンレスシルバー」を使用し、塗装。

○グリップを「S&W純正 オーバーサイズ木製グリップ」に交換。
※表面の汚れや痛みを「サンドペーパー」にて落とし、「水性ニス」の重ね塗りにより「リフィニッシュ」。









○その他、微調整等...







私が製作した「チューニングペガサス」において、唯一「インナーバレルを4.5inch化」しているモデルであり、
初速調整が「困難を極めた」モデルでもございます。


















それでは「初速計測」なのです!




※東京マルイ製 ベアリング研磨0.2g
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(二秒弱程注入)。
※~34.5度の室内にて20分間安置後、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※ホップは「東京マルイ製 ベアリングバイオ0.2g最適状態」での計測。
◯画像撮影の為、次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。


ストレインスクリューの締め込み具合は





この程度なのです。

非常に軽く、キレのある「トリガープル」なのです。

※ストレインスクリューは短縮致しておりますので、現状の締込み具合がMAXなのです
これ以上締め込むと「トリガーが初期位置に戻らない」等、各種様々な動作不良を引き起こすのです。

その様に「チューニング済み」なのです(^ω^)
























※4発目に少し低めの数値を記録致しておりますが、その他の数値安定度、移行具合も上々。
もしかすると、BB弾に何かしら問題が有ったのかも知れません。












そして、極一部のマニア様、お待ちかね!!!


「5mグルーピング計測」なのです!!!





※G&G 0.33g バイオBB弾を使用(無選別にて使用)。
(抜弾抵抗を下げる為、いつもの小細工を施しております。)
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを2秒弱程注入後、室温にて5分間安置後、計測。
※計測対象エアガンを「レスト(万力)に固定し」、~33.8度の室内にて計測。
※ホップは「0.2g適正状態」での計測。
◯銃口からターゲットペーパー迄の距離が「~5mジャスト」。

※6発でのグルーピングを計測。
※10秒毎にBB弾を発射(タイマーにて計測)。
※計測途中での「ガスの注ぎ足し」は致しておりません。




※「グルーピング計測」に使用している機材はこちらです。
http://butch.militaryblog.jp/e806616.html


この計測では、最大装弾数「6発1セット」でのグルーピングを計測致しております。

※今回は「6発1セット」を計5回、合計5セットを計測。






◉この「la pencil」には「アイアンサイト」が存在致しませんので、ターゲットペーパーに着弾する様、
適当に合わせております。







第一セット。







最大グルーピングが「1.5cm」。








第二セット。







最大グルーピングが「1.5cm」。





第三セット。







最大グルーピングが「1.4cm」。






第四セット。







最大グルーピングが「1.8cm」。






第五セット。







最大グルーピングが「1.9cm」。









計五セットでの「最大グルーピング平均」は「1.62cm」。







過去最高精度を誇る、









「蛇を喰う蛇」が記録致しました「最大グルーピング平均1.72cm」を、やっと超える事が出来ました( ;´Д`)




「0.6mm」だけなのですが...。




どちらも製作に「半年以上費やしたモデル」なので、ひとしおに感慨がございます。
















さて、今回の「la pencil」にて終了する「ペガサスリボルバー チューニング」なのですが、
おそらく「1/1000」の製作は可能であります。非常な手応えを感じております。

※ブログ活動並びに、個人的製作を一旦休止するという意味です。



五度全ての計測において、「2cm」を切る「最大グルーピング」。
過去には想像すらし得なかった「数値」であります。



ただ今回の計測にて、

「こうすれば良かったぁ( ;´Д`)...」

と感じた部分もございます。


今後の課題が見えた、今回の計測なのであります。




この数年間を「実生活において何ら役に立つことの無い、ペガサスチューニング」に費やし、
私が見出した「一つの言葉』。





それが、「未在」と言う言葉なのです。





何事においても、なのです。








「bcw la pencil」、完。
















  
Posted by butch at 08:28bcw M10HW DOB 「la pencil」