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Posted by ミリタリーブログ at

2017年08月31日

「一つの極北」大人の本気、そして狂気。

こんばんは♪butchです( ^ω^ ;)





朝夕、とても過ごし易くなって参りました。

今年もクーラーを購入する事なく、無事に乗り切る事が出来たおっさんであります( ;´Д`)ふぅ。










さて今回は、非常に特殊な「ペガサスリボルバー」をご紹介させていただきたいと思います。

















情報量があまりに凄まじく、私の出る幕はございませんので、
とても口数が少なくなると思います。













言葉は必要ございません。

私がご説明したところで、それは野暮と言うものです。















悔やまれるのは被写体に対して、カメラ(ipad内蔵カメラ)と撮影者の技術が、
全くもって釣り合っておりません( ;´Д`)

脳内補正をかけながら、ご覧いただければと思います。
















それではご覧下さい!





















「旧ペガサスパイソン」に、「Prime社製 真鍮外装パーツ」を使用してカスタムされた作品なのですが...















日本を代表する彫刻家、井浦先生による「エングーブ」が施されております。


※「日本を代表する」と申しますと語弊がございますが、

「日本を代表する」と言う事は、世界を代表している。

という意味合いです。








※実物イライアソン製 リアサイト。もの凄く「キッチリカッチリ」な作り。
私、この辺りに関しては全くの素人なのですが、そんな私でも純正パーツとの「圧倒的な差」を感じます( ;´Д`)
もちろん、タナカ純正リアサイトも良い出来だと思います。今回実物を拝見する迄、何ら不足を感じた事はございません。

ただ、そもそも求められる「世界自体」が違う様に感じました。 有り様が全く異なると申しますか...。








フロントサイトには「真鍮ビーズ」をインサート。本当に憧れます( ;´Д`)


フレームトップはマットな質感に処理されております。










特殊な素材を使用し、フルスクラッチにて制作された「トリガー」。
質感、使用感共に非常に素敵です( ;´Д`)...

今後、もしパイソンをチューニングする機会があれば、トリガーの形状はこの形にしよう。うん、そうしよう。

と、思わせる位に「素敵トリガー」なのです。
指が掛かる部分の角が落とされている為、金属的な刺激や違和感が無く、非常に心地良いのです。















井浦先生の彫刻を初めて直に拝見致しましたが、凄まじいのです。



過去に一度だけ、魯山人先生作の「織部大俎板皿」に直に触れ、料理を盛らせていただいた経験がございますが、
その際に感じた「何とも言えない感覚」と共通したものを、井浦先生の彫刻から感じるのです。

魯山人先生の器からは、思考の曇りや戸惑いを全く感じさせない、非常にクリアな「意志」を感じました。
もの凄くストレートに、本当に真っ直ぐに、意識に突き刺さるのです。


いくら大家の作品とは言え、極端に言えば「物」です。「焼いた土の塊」です。


ただ、製作者の「こう作りたい!」と言う「強い意志、想い」を、生きている人間以上に発散している器でした。

その存在感に圧倒された事を、今でも鮮明に記憶致しております。





そして井浦先生の彫刻からも、同じ様に「発散するエネルギー」を感じるのです。

物質を超えた「意志、想いの強さ」を感じるのです。



直に拝見するとより良く感じるのですが、井浦先生の彫刻からは、

「鍛え抜かれたアスリートの筋肉の様な」

熱量や躍動感、想いの力が伝わって来るのです。


一本の線が一本の筋繊維であり、それらが積み重なり、更に大きなエネルギーを産み出し、爆発力に変換する様な...。






「料理人として食材が持っている全ての旨さを引き出す人を達人、
食材の持っていないものまで引き出す人を名人というのだよ。」

数江瓢鮎子先生のお言葉ですが、正におっしゃるとおりで、名人の技なのです。
この様な作品を直に触れて、拝見する事が出来た私は幸せ者です。


物作りを生業とする人間として、この様な機会を与えてくださいましたオーナー様に、深く御礼申し上げます。






















グリップも非常に素晴らしい逸品なのです。

このパイソンと渡り合うだけの「エネルギー」が存在する「カスタムグリップ」なのです。







「ココロボ」です。







この「チェッカリング」の素晴らしさ( ;´Д`)
もう、本当に「グッ」ときます。



胸にそっと置き、にぎにぎしながら眠ったら、どれだけ心地良い事か...。



無理です。暴挙です。もちろん平常時も手袋必須です( ;´Д`)













この美しいコークボトル形状。

非常に滑らかで、まるで成熟した麗しい女性の




言うまでも無く、ご理解していただけると思います。

そうとしか表現のしようが無い「艶やかさ、滑らかさ」なのです( ;´Д`)









もちろん私は助兵衛です。












グリップの「バットプレート」。 このタイプは初めて拝見致しました。




凄まじい...。




もはや私の「感受性許容範囲」を越えております( ;´Д`)

容量オーバーなのです。














そして「グリップスクリュー&バットプレートスクリュー」の「取り外し用ツール」なのですが、「象牙製」です。


ここ迄...。



全てが「ワンオフ カスタムオーダー」。









私は思うのです。


世間一般の規格から外れた「クオリティ」を産み出す為には、ある種の「狂気」が絶対に必要です。

狂気の産み出す「集中力」こそが、人類の歴史において、大きな変革を産み出した筈なのです。
























このパイソンは、様々な想いが込められた「狂気の結晶」です。





















※非常に重要な事柄でございますので、改めてご説明をさせていただきます。






「銃口は完全閉塞済み」、

「ガスタンクを撤去」し、合法処理を施されている
「Prime製 金属外装を使用したペガサスリボルバー」でございます。

※ガスタンクを撤去されておりますが、ベースが「ペガサスリボルバー」でございますので、
もちろん「ダミーカート」等の装填は全く行えません。


ガスガン(エアガン)としての機能は完全にキャンセルされており、
現行銃刀法に抵触する物ではございません。


そもそも「ラッチの形状や機能性」が通常の物と全く異なる為、
放出バルブを叩く事、そしてガスを放出する事自体が不可能な構造でありました。


誤解のなき様、よろしくお願い申し上げます。