2015年12月28日

年末の風物詩。

こんばんは♪butchです(^ω^)


butch的、年末の風物詩と言えば、
クリスマスでも、年越し蕎麦でも、除夜の鐘でもございません。



年末の風物詩。



御節料理です。

食べる方では無く、作る方でございます。




butchが務める会社では、お得意様や懇意にしていただいている業者様に向けて、
御節料理をお送りさせていただいております。


年末、各店舗にて仕込みを行い、29日の営業後に仕上げのあたり付けや火入れを行い、
切り出し、盛り込み、梱包に掛かります。

既製品等も使用しておりますので、200人前程ですが、楽と言えば楽です。



butchが修行させていただいたお店では、ウラジロや松葉等のカイシキ、
黒豆に飾る金箔以外の約60品目のお料理、全てが手作りでございました。

それを予備も入れて2000人前、調理致しておりました。
お重にして400段程。それを~10人程で行います。

10月後半から、一切休めません。
現在は、真空冷凍の技術があるので可能な事なのですが、
昔の御節料理作りはどれだけ大変だったのかと、身のすくむ想いになります。


今でも、「子持ち鮎の有馬煮」を見ると涙が出てきます。

私の師匠である「おやっさん」は、煮方上手な方で、それは素晴らしい「有馬煮」に炊かれておられました。

初めておやっさんが「有馬煮」を炊かれているお姿を拝見した時、

「なんて美しい仕事なんやろう。」

と感動した事を、今でも鮮明に思い出します。

黒豆や煮染めも、本当に素晴らしかったです。

忘れられません。



現在は板場の仕事を離れておりますが、及ばぬ迄も、いつか「おやっさん」が炊かれていた、
「鮎の有馬煮」の様な美しい仕事がしたい。年末になると強く想うのです。




さて、今年もあと少し。


「いっちょ、やったるかい!!!」



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Posted by butch at 18:36 │閑話休題