2017年01月20日

「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)

こんばんは♪butchです( ;´Д`)










さて、「スタンフィールド」629」の塗装待ちの手持ち無沙汰から産まれた




「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソンHW DOB A90 PRF 「TKM VホップSP」。















「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)




「芋虫が蝶になったよ。」














「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)




「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)





完成です(^ω^)♪





「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



※もともとは「M19HW 2.5inch A90 ver.2.15 PRF」なのです。







「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



お馴染みの「二連ディティントボール」。

エジェクターロックが無い「パイソン系アウターバレル」なのですが、
「二連ディティントボール」を設置する事により、「ヨーク」の不用意な開きが抑制されるのです。

ヨークの「不用意な開き」は、とても「グルーピング」に影響致します。
この「ヨークの開き」を最小限に抑えない限り、



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



この様に「ガス放出口、チャンバーパッキン(今回はゲボスケ)、インナーバレルのセンター出し」をおこなったところで、
意味が無いのです。

その三点を固定している「基部自体(ヨーク)」がずれてしまうのですから、
全てのセンターが出なくなります。

簡単な加工なのですが、とても重要な意味を持つ「ディティントボール」。

もちろん、それに伴う「フレームロック加工」も施しております。







「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



トリガーには「トリガーストップ」を追加。
無駄な「トリガーストローク」を排除。


「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



足付け、「ミッチャクロンマルチ」での下処理後、「インディ ブラックパーカー」を使用し、塗装。





「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)




もちろん「DOB加工」を施しておりますので、フロントサイト基部の芋ネジを外し、
アウターバレルを反時計回しに回すと、通常分解も可能。


※久々の「DOB動画」。

https://m.youtube.com/watch?v=o2cklIpG-1Q



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)




「綺麗だよ。シャーリーン。」










ここからが「本日の本題」。





先日申し上げました「己とペガサスの限界」。

「1/1000」は不可能。そして、その原因。

それは「寒さ」である、と申し上げました。






ガスガンなのだから「当たり前」。

気温が下がる事により発生する、ガス気化効率低下による「初速の不安定化」。


そして、「初速の不安定化」による「グルーピングの乱れ」。










それも有るかも知れない。









いいえ。違うのです。







先ずはこちらをご覧下さい。




「初速計測結果」。




※東京マルイ製 ベアリング研磨 0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを二秒弱注入。
(ガスを注入後、ガスタンクを暖めず、直ぐに計測を行いました。)

※~14度程の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)

※ハンマースプリングの締め込み具合はこれ位。



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



6発を発射し、初速の上下動が「0.92m/s」。
かなり安定していると思います。






矢継ぎ早に連射するならまだしも、余裕を持って発射すれば、
低音時であっても、極端な「初速変動」は起こらないのです。


それ位の安定性を持たせる事は、「ペガサス病対策加工調整」で可能なのです。





もちろん「低温」はガスがんにとって、何ら「メリット」をもたらしません。

しかし、今回起こっている「グルーピングの散らばり」の最大の原因は、
「初速の不安定化」によるものでは無いのです。





「低温による、グルーピングの散らばり」。


その最大の原因は、










低温による、二トリルゴムの硬化。




要するに「パッキン全て」が、低温により「硬化」するのです。






この「パッキンの硬化」。
途轍もない「影響」を及ぼします。


最も影響を受けるのが、「チャンバーパッキン」。

ゲボスケです。




抜弾抵抗を極力下げる為に使用している「ゲボスケ」。

しかし「低温によるパッキン硬化」よって、抜弾抵抗が上がってしまうのです。








1/1000=抜弾抵抗が全て。








シリコンによる「ゲボスケ」の代用品を製作できれば問題ございませんが、
「特注」での製作になる為、途轍もない「金額」がかかってしまうのです。




例えるなら、そこそこ良い「中型自動二輪車」が新車で買える程の金額なのです( ;´Д`)
※「ゲボスケ」の肝で有る、「Yパッキン」が滅茶苦茶高くつくのです。




























さすがに無理やわ。







そういった事もあり、冬の間は「1/1000」製作を休止致します。

せめてもう少し暖かくならないと...。


※「暖房つければイイじゃん」と言う意見も有るとおもいます。その通りです。
ただ、一度硬化した「二トリルゴム」は、なかなか本来の「硬度」には戻らない様です。

一度「ぬるま湯」に漬けた後、組み直し、計測致しましたが、本来の「グルーピング」を発揮する事は出来ませんでした( ;´Д`)





閑話休題。



そして恒例の「最高初速計測」。

今回は記録した「最も高い数値」のみで、ササッといきます。




※東京マルイ製 ベアリング研磨 0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを二秒弱注入。
※42度の恒温庫にて10分間安置後、~14度程の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。
※ストレインスクリューの締め込み具合は「通常計測時と全く同じ」。



「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



初弾にて記録致しました。





そして今回は、更なる「最高初速計測」がこざいます。



※東京マルイ製 ベアリング研磨 0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを二秒弱注入。
53度の恒温庫にて20分間安置後、~14度程の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。
※ストレインスクリューの締め込み具合は「通常計測時と全く同じ」。


※温度の設定を間違いました(^ω^;)
※ご飯食べてて、忘れてました(^ω^;;)




「コンバットスマイソン」、完成!!!(前編)



初弾にて記録致しました。










ペガサス病?何ですか、それは。







続く。









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