2017年02月14日
「4inchインナーバレル理論」。
こんばんは♪butchです(^ω^)
先日完成致しました
「スマイソン6inch用 カスタムインナーバレル」。
これは一体何なのかと申しますと
「ver.2 4inchインナーバレル」+「2inch整流スリーブ」
を一体型に加工した物なのです。
以前製作した「M29 8inch CB」等、「Nフレームシリーズ」であれば、アウターバレル内径が大きい為、
「インナーバレル」と「整流スリーブ」を別個に製作し、組み合わせる事が可能なのですが、
「Kフレームシリーズ」の「アウターバレル内径」では別体にする事がかないませんでした。
そう言った訳で、今回は「インナーバレル」と「整流スリーブ」を一体型にしてみたのです。
何故かと申しますと、今更気付いてしまったのです。
「インナーバレル」と「整流スリーブ」を別体にする必要がない事に( ;´Д`)
キチンと精度さえ出せれば、全く問題無かったのです。
もちろん一体型でも「インナーバレル内径」のクリーニングは可能です。
それやったら、一体型でええやん。
そもそも、「整流スリーブ」自体は「おまけ」の様な物です。
「短く加工したインナーバレル」の性能を、少しでも補う為の物でしかないのです。
何故インナーバレルを短く加工するのか?
※インナーバレルの4inch化。
「そもそもスマイソン6inchなのだから、6inchインナーバレルのままでええやん。」
高いグルーピングを期待出来る「ロングインナーバレル(今回は6inch)」を、何故あえて「4inchに短縮する必要があるのか?」
答えは簡単。
「6inchインナーバレル」を使用する事によるメリットよりも、
「4inchインナーバレル」を使用する事によるメリットの方が、
遥かに大きい為です。
私の「1/1000製作理論」。
インナーバレル長による「グルーピング精度の向上」は、
「1/1000」達成の為の、一つの要素でしかないのです。
「ロングインナーバレル」が持つグルーピング精度に頼るチューニングを施しては、
「1/1000」は永久に達成出来無いと考える訳です。
「1/1000」を達成する為に、
「1/1000」を達成する為の「インナーバレル以外の要素」を最大限に引き出す為に、
どうしても「インナーバレルの4inch化」が必要なのです。
そして「トレードオフした2inch」を補う為に「必要不可欠な要素」が「整流スリーブ」なのです。
現在、私が考える「1/1000を構成する必要不可欠な要素」。
◯インナーバレル
◯ホップパッキン
◯チャンバーパッキンの抜弾抵抗
◯PRF(ペガサス レーシングフレームの略)
※高精度なアクション(チチバン、ガス放出口&チャンバーパッキン&インナーバレルのセンター出し)
※スムースで軽いトリガープル
そして、一番重要なのが
◯ガスタンクのチューニング。
※ペガサス病対策加工調整、A90化も含む。
「ガスタンクのチューニング」。
とどの詰まりは、ここに集約されます。
何故なら、
ペガサスリボルバーはガスガンだからです。
車やバイクでも同じ事だと思いますが、「走っていて気持ちの良い回転数」があります。
私は専門家では無いので詳しくないのですが、「気持ちの良い回転数」で走っている場合、
「エンジンに与える負荷」も少ないのでは無いか?と考えているのです。
電動ガンのフルオートが、セミオートよりも「一発あたりの電力使用量」が少ない様に。
「ペガサスリボルバーのガスタンク」にも同じ事が言えると思うのです。
私の経験上、「ペガサスリボルバー ガスタンク」はガス放出量が多くなると、初速が安定し辛くなります。
「ガスタンク内圧変化」が大きくなる為です。これは、全ての「ガスガン」に同じ事が言えます。
ただ、「ペガサスリボルバー ガスタンク」の場合、「ガス放出量が少な過ぎても」安定し辛くなります。
これは「ガス放出量」のみならず、様々な要素が絡み合う為なのですが、
途轍も無く長大な説明になる為、割愛致します。
要するに「エンジンの適性回転数」等と同じ様に、「ペガサスリボルバーのガスタンク」にも、
適正なガス放出量が存在するのです。
適正なガス放出量で使用する事により、「ガスタンクへの負荷」つまり、
ガスタンク内圧変化を最小限にとどめる事が可能になるのです。
要するに、ガスタンクのええとこ使いたいんです。
それでは「6inchインナーバレル」で「ガスタンクのええとこ」使えばええやん?
と考えるのですが、それは「絶対に不可能」なのです。
現行銃刀法により定められている「0.98j」を超えてしまう為です。
確実に超えます。
それでは「5inch」では?
これも「微妙な数値」を叩き出してしまいます。
※~96m/s程。
そして「Kフレームモデル ガスタンク」における、様々な要素が安定する「適性初速」は
85~91m/s程と決まっているのです。
要するに「4inch以上のインナーバレル」を使用する場合、
必要以上にガス放出量を抑える必要があるのです。
この「85~91m/s」の初速を安定して発生させたい場合、一番都合の良い「インナーバレル長」が、
すなわち4inch(10.16cm)なのです。
一つ確実に言える事は、「ペガサスリボルバーベースでの1/1000製作」において、
ロングインナーバレルによる「高いグルーピング精度」よりも、
ガスタンク内圧を安定させる事の方が、よっぽど重要だという事です。
(追記)
そしてもう一つ。
何故「85~91m/s」の初速にこだわるのか?
この「85~91m/s」の初速、「ガスタンク内圧安定化」のみならず、もう一つの「要素」に
とても大きな影響を及ぼします。
この「85~91m/s」が与える影響を理解してさえいれば、
全てのペガサスリボルバーのグルーピングを安定させる事が可能になるのです。
エブリシングです。
「85~91m/sの核心」。
全ての要素が「点」では無く、「線」でつながります。
その「線」を繋ぎ合わせ、現れる形こそが「1/1000」なのだと、私は確信しているのです。
( ;´Д`)ふぅ。
まだ、「1/1000」達成しておりませんけど。
先日完成致しました
「スマイソン6inch用 カスタムインナーバレル」。
これは一体何なのかと申しますと
「ver.2 4inchインナーバレル」+「2inch整流スリーブ」
を一体型に加工した物なのです。
以前製作した「M29 8inch CB」等、「Nフレームシリーズ」であれば、アウターバレル内径が大きい為、
「インナーバレル」と「整流スリーブ」を別個に製作し、組み合わせる事が可能なのですが、
「Kフレームシリーズ」の「アウターバレル内径」では別体にする事がかないませんでした。
そう言った訳で、今回は「インナーバレル」と「整流スリーブ」を一体型にしてみたのです。
何故かと申しますと、今更気付いてしまったのです。
「インナーバレル」と「整流スリーブ」を別体にする必要がない事に( ;´Д`)
キチンと精度さえ出せれば、全く問題無かったのです。
もちろん一体型でも「インナーバレル内径」のクリーニングは可能です。
それやったら、一体型でええやん。
そもそも、「整流スリーブ」自体は「おまけ」の様な物です。
「短く加工したインナーバレル」の性能を、少しでも補う為の物でしかないのです。
何故インナーバレルを短く加工するのか?
※インナーバレルの4inch化。
「そもそもスマイソン6inchなのだから、6inchインナーバレルのままでええやん。」
高いグルーピングを期待出来る「ロングインナーバレル(今回は6inch)」を、何故あえて「4inchに短縮する必要があるのか?」
答えは簡単。
「6inchインナーバレル」を使用する事によるメリットよりも、
「4inchインナーバレル」を使用する事によるメリットの方が、
遥かに大きい為です。
私の「1/1000製作理論」。
インナーバレル長による「グルーピング精度の向上」は、
「1/1000」達成の為の、一つの要素でしかないのです。
「ロングインナーバレル」が持つグルーピング精度に頼るチューニングを施しては、
「1/1000」は永久に達成出来無いと考える訳です。
「1/1000」を達成する為に、
「1/1000」を達成する為の「インナーバレル以外の要素」を最大限に引き出す為に、
どうしても「インナーバレルの4inch化」が必要なのです。
そして「トレードオフした2inch」を補う為に「必要不可欠な要素」が「整流スリーブ」なのです。
現在、私が考える「1/1000を構成する必要不可欠な要素」。
◯インナーバレル
◯ホップパッキン
◯チャンバーパッキンの抜弾抵抗
◯PRF(ペガサス レーシングフレームの略)
※高精度なアクション(チチバン、ガス放出口&チャンバーパッキン&インナーバレルのセンター出し)
※スムースで軽いトリガープル
そして、一番重要なのが
◯ガスタンクのチューニング。
※ペガサス病対策加工調整、A90化も含む。
「ガスタンクのチューニング」。
とどの詰まりは、ここに集約されます。
何故なら、
ペガサスリボルバーはガスガンだからです。
車やバイクでも同じ事だと思いますが、「走っていて気持ちの良い回転数」があります。
私は専門家では無いので詳しくないのですが、「気持ちの良い回転数」で走っている場合、
「エンジンに与える負荷」も少ないのでは無いか?と考えているのです。
電動ガンのフルオートが、セミオートよりも「一発あたりの電力使用量」が少ない様に。
「ペガサスリボルバーのガスタンク」にも同じ事が言えると思うのです。
私の経験上、「ペガサスリボルバー ガスタンク」はガス放出量が多くなると、初速が安定し辛くなります。
「ガスタンク内圧変化」が大きくなる為です。これは、全ての「ガスガン」に同じ事が言えます。
ただ、「ペガサスリボルバー ガスタンク」の場合、「ガス放出量が少な過ぎても」安定し辛くなります。
これは「ガス放出量」のみならず、様々な要素が絡み合う為なのですが、
途轍も無く長大な説明になる為、割愛致します。
要するに「エンジンの適性回転数」等と同じ様に、「ペガサスリボルバーのガスタンク」にも、
適正なガス放出量が存在するのです。
適正なガス放出量で使用する事により、「ガスタンクへの負荷」つまり、
ガスタンク内圧変化を最小限にとどめる事が可能になるのです。
要するに、ガスタンクのええとこ使いたいんです。
それでは「6inchインナーバレル」で「ガスタンクのええとこ」使えばええやん?
と考えるのですが、それは「絶対に不可能」なのです。
現行銃刀法により定められている「0.98j」を超えてしまう為です。
確実に超えます。
それでは「5inch」では?
これも「微妙な数値」を叩き出してしまいます。
※~96m/s程。
そして「Kフレームモデル ガスタンク」における、様々な要素が安定する「適性初速」は
85~91m/s程と決まっているのです。
要するに「4inch以上のインナーバレル」を使用する場合、
必要以上にガス放出量を抑える必要があるのです。
この「85~91m/s」の初速を安定して発生させたい場合、一番都合の良い「インナーバレル長」が、
すなわち4inch(10.16cm)なのです。
一つ確実に言える事は、「ペガサスリボルバーベースでの1/1000製作」において、
ロングインナーバレルによる「高いグルーピング精度」よりも、
ガスタンク内圧を安定させる事の方が、よっぽど重要だという事です。
(追記)
そしてもう一つ。
何故「85~91m/s」の初速にこだわるのか?
この「85~91m/s」の初速、「ガスタンク内圧安定化」のみならず、もう一つの「要素」に
とても大きな影響を及ぼします。
この「85~91m/s」が与える影響を理解してさえいれば、
全てのペガサスリボルバーのグルーピングを安定させる事が可能になるのです。
エブリシングです。
「85~91m/sの核心」。
全ての要素が「点」では無く、「線」でつながります。
その「線」を繋ぎ合わせ、現れる形こそが「1/1000」なのだと、私は確信しているのです。
( ;´Д`)ふぅ。
まだ、「1/1000」達成しておりませんけど。
Posted by butch at 19:56
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