2020年08月11日
「分水嶺#2」
これくらいで良いんじゃねぇかな。
様々な意味合いで。






私のペガサスチューニングにおける根幹の一つが
どれだけ一発あたりのガス消費量を減らせるのか?
前回の「M19 2.5inch DOB-R」のコンセプトが
ガス消費量を上げずに初速を上昇させる事が可能か?
スナブノーズモデルの場合、短いインナーバレル長に比例し、どうしても初速が低めになってしまいます。
初速のみの問題ではございませんが、やはりそれに比例し、精度を伴った最大有効射程は限られてしまうのです。
今回の「M19 4inch DOB-R」の場合、4inchモデル+インナーバレル延長を施している為、
インナーバレル長による初速への影響は問題になりません。
という訳で敢えて、
ガス消費量を下げつつインナーバレル長にて初速をカバーし、
どこまで精度を伴った数値まで下げる事が可能か?
「M19 2.5inch DOB-R」と「M19 4inch DOB-R」はペガサスチューニングにおける、
「精度を伴った初速」という概念において"対"をなす二丁なのです。
それでは「M19HM 4inch DOB-R Hi-mod 汎用カスタムver.2.1」の カスタムチューニング内容なのですが、
○「ペガサス病対策加工調整ver.2.5」
○パッキン類を「天使の輪っかセットver.2」に交換
◯「放出ガス効率化」
...バレルハウジング突き出し量調整。
◯「DOB-R」
...バレルハウジングの強固な固定、インナーバレルセンター出し&震え予防を主目的とした
一体型スリーブと基部金具セット



バレルハウジングを強固に固定することにより、必然的にアウターバレルの固定も強固なものとなります。
◯インナーバレル延長


長くし過ぎました。反省しています(*´ω`*;)
○PRF
シリンダーの運動量、範囲等を調整。
それに伴い「BB弾」、「チャンバーパッキン」、「ガス放出口」のセンター出し。
○「汎用カスタムver.2.1」
ホップ突き出し量調整+バレルハウジング&インナーバレルの固定調整。
※固定ホップ仕様。現在は「東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25gBB弾」に合わせて調整。
※チャンバーパッキンには「旧ゲボスケ」を使用している為、内部マガジンは使用出来ません。
○あらゆる「パッキン」や「スプリング」の交換、加工調整等。
○初速調整。
○アクション調整etc...。
※書き忘れている加工調整が有るかも知れません。
それでは「初速計測」なのです!
※東京マルイ製 ベアリングバイオ0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを使用(1秒程注入)。
※~32.4度の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※ホップは「東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25g最適状態」での計測。
◯画像撮影の為、次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。
○本体、ガスタンク、ガスボンベは一切温めておりません。
ちなみに「ストレインスクリュー」の締め込み具合は、

この程度なのです。






それでは恒例の「最高初速計測」なのです!
※東京マルイ製 ベアリングバイオ0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(1秒程注入)。
※※「50度」の恒温庫にて「30分間安置後」、~33度の室内にてXCORTECK X3200を使用し、計測。
※ホップは「東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25g最適状態」での計測。
計測時、ガスタンク(シリンダーアッセンブリ)は、ほっこほこの状態です。
と言うよりも、少し熱い状態です(*´ω`*;)大丈夫かな...
※ストレインスクリューの締め込み具合に変更はございません。






さすがに無理か?と考えていたのですが、ペガサス病の症状は見受けられませんでした(*´ω`*)♪
そして、極一部のマニア様、お待ちかね!!!
「5mグルーピング計測」なのです!!!
※東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25g BB弾を使用(無選別にて使用)。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを1秒程注入後、室温にて5分間安置後、計測。
※計測対象エアガンを「レストに固定し」、~29度の室内にて計測。
※ホップは「0.25g適正状態」での計測。
◯銃口からターゲットペーパー迄の距離が「5m」。
※6発でのグルーピングを計測。
※10秒毎にBB弾を発射(タイマーにて計測)。
※計測途中での「ガスの注ぎ足し」は致しておりません。
※「グルーピング計測」に使用している機材はこちらです。
http://butch.militaryblog.jp/e806616.html
※「6発1セット」にて計2セットのグルーピングを計測。
◯第一セット




6発の最大グルーピングが「2.6cm」。
◯第二セット




6発の最大グルーピングが「2.6cm」。
そして「遠射精度」を動画にて撮影致しましたε-(´∀`; )
(注意)
動画にて使用している「ターゲット(一般的なサイズの一斗缶)」&「距離を測っているメジャー30m用(巻尺)」は

こちらです。
※コーナンにて購入。塗料撹拌用?の一般的に販売されているサイズの一斗缶。

ちなみに「一斗缶」は、「35cm×23cm×23cm」の物を使用致しております。
○計測に使用したBB弾は「東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25g(無選別)」。
○計測に使用したガスは「東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(1秒程注入)」。
○ガスタンクをズボンのポケットにて保温。
※※5月中旬に撮影、25m計測。
計測途中でのガスタンク保温、ガスの継ぎ足し等は一切行っておりません。
動画は一切編集致しておりませんので、ご覧いただければ一目瞭然!
すみません...編集、面倒くさかったんです(*´ω`*;
それでは動画をご覧下さい!!!
※注意
「0.25g弾仕様カスタム」は組込が
めちゃくちゃ繊細なのです_:(´ཀ`」 ∠):

バレル周りの分解は、この程度迄に留め置き下さい。
インナーバレルを銃口側に引き抜き、バレルハウジングからの分解はお控え下さい。
※ホップパッキンを外せる程度のクリアランスは設けております。
「精度と0.25gを共存」させる為には、「バレルハウジング、インナーバレルのクリアランス調整」が非常に重要なのです。
どうかご留意下さいます様、よろしくお願い申し上げます。
(追記)
まことに恐縮ではございますが...









https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w410313334
オークション出品中でございます(*´ω`*;よろしければぜひ...
Posted by butch at 17:27│Comments(4)
この記事へのコメント
お疲れ様です。
見た目にもバランスが良いM19の4インチですが、これだけの初速安定性、25mでの命中率の高さとなると十分に野戦でも使えるのではないかと思います!近距離での精度も流石ですね。
サバイバルゲームで使うとしたら、リアルカウントの装弾数は愛でカバーですね^ ^
見た目にもバランスが良いM19の4インチですが、これだけの初速安定性、25mでの命中率の高さとなると十分に野戦でも使えるのではないかと思います!近距離での精度も流石ですね。
サバイバルゲームで使うとしたら、リアルカウントの装弾数は愛でカバーですね^ ^
Posted by m14gbbshooter
at 2020年08月12日 09:38

こんばんは、お疲れ様です
使える6連発・・・
素材の活かし方で、此処まで昇華出来る・・・
捻りの無い言い方ですが、本当に凄いです(;>_<;)
使える6連発・・・
素材の活かし方で、此処まで昇華出来る・・・
捻りの無い言い方ですが、本当に凄いです(;>_<;)
Posted by 二等辺三角形。 at 2020年08月12日 19:33
m14gbb shooterさん、こんばんは♪
精度で勝負!装弾数は愛でカバーですw
精度で勝負!装弾数は愛でカバーですw
Posted by butch
at 2020年08月17日 03:13

二等辺三角形さん、こんばんは♪
ここまでは過程であって、この次からが未知の領域です(*´ω`*;
ここまでは過程であって、この次からが未知の領域です(*´ω`*;
Posted by butch
at 2020年08月17日 03:15

コメント承認制でございます。反映迄しばらくお待ち下さい。