楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2018年03月07日
センチニアル「+P」、やっと完成!!!

強装弾(きょうそうだん、英語: overpressure ammunition)
その口径の通常の圧力よりも高い圧力を発揮するように発射薬がロードされているが、
プルーフ・テスト弾の圧力よりは低い、小火器用の弾薬である。
一般的には+Pや+P+と名付けられている。
圧力を高める理由は、護身などの目的で使われる弾薬のように、
より高い銃口初速とストッピングパワーを発揮させることが目的である。
したがって、+P弾薬は、護身などに使われる拳銃の口径によくみられる。
wikipediaより抜粋。
結局、4ヶ月程。
やっと完成の、


「センチニアルHW +P」なのです。
「DAオンリー」のセンチニアル。
非常に「難解なチューニング」となりました( ;´Д`)
今回の記事。
非常に長いので、心しておいて下さい。







さて「M40 2inch HW A90 ver.2A2+P PRF DAスムーストリガーシステム bcw 吉兆」 のカスタム、
チューニング内容なのですが、
○「ペガサス病対策加工調整ver.2」。
○「バルブパッキン」を「ペガサス病対策パッキンNBR90ver1.1」に交換。それに伴う加工調整。
○パッキン類を「天使の輪っかセットver.2」に交換。
○「A90化」。
※「ペガサス病対策加工調整」、「ペガサス病対策パッキンNBR90ver.1.1」、「天使の輪っかセットver.2」の三点を、
可能な限りタイトに組み合わせる事により、細やかな初速調整を可能にする加工調整。
うまく説明する事が難しいのです( ;´Д`)
○シリンダーパッキンを「ゲボスケ」に交換。
※内部マガジンは使用出来ません。最大装弾数は5発なのです。
○PRFver1.1化。
シリンダーの運動量、範囲等を調整。
それに伴い「BB弾」、「チャンバーパッキン」、「ガス放出口」のセンター出し。
「グルーピング向上」を目指すには、必須の加工調整。
○インナーバレルを「5mm」程、延長。
それに伴い、アウターバレル マズル部分を小加工。
※ライフリング再現部分は加工致しておりません。そのまんまです。

○ホップ突き出し量調整+バレルハウジング&インナーバレルの固定調整。
※固定ホップ仕様。現在は「東京マルイ製 ベアリングバイオ0.25gBB弾」に合わせて調整。
※「M327パッキン、インナーバレル、それに合わせたバレルハウジング仕様」なのです。
○あらゆる「パッキン」や「スプリング」の交換、加工調整等。
○初速調整。
○アクション調整etc...。
ちなみに「センチニアルのアイデンティティ」である

「グリップセーフティ機能」は、もちろんキャンセル致しております。

「純正のキャンセル法」でございますので、ピンを抜き、スプリングをはめ込めば「セーフティは復帰可能」です。
ただ、この「グリップセーフティ」がライブだと、非常に撃ち難いのです( ;´Д`)
さしあたって必要の無いセーフティは、基本「キャンセル」の私です。
そして「タナカ ペガサスリボルバー Jフレームシリーズ」独自の
「DAの引き始めがググッと重く、そのまま引き切っちゃった」
仕様トリガープルを改善する為の
◯DAスムーストリガーシステム加工!!!
「時間と空間をコントロールする。」
「DAスムーストリガーシステム」に代表される直近の「Jフレームチューニング」。
実は、この「センチニアル」からスタートしているのです。
そして、「DAトリガープル」なのですが、

最大装弾数である「五発」を装填した状態にて、「digtal luggage scale」を使用し計測。
※危険な為、ガスは注入していない状態にて計測。
約1.4~1.5kg程。
「DAオンリー」のセンチニアル、とても難しいチューニングでしたε-(´∀`; )
それでは「初速計測」なのです!
※東京マルイ製 ベアリング研磨0.2gを使用。
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを使用(約1秒程注入)。
※17.1~19.1度の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※ホップは「東京マルイ製 スペリオール0.25g最適状態」での計測。
◯画像撮影の為、次弾発射迄に~10秒程のインターバルがございます。
○本体、ガスタンク、ガスボンベは一切温めておりません。室温状態での計測なのです。
この「センチニアル+P」、凄まじいですから。




















まだまだいけます。












※5発毎に、BB弾を装填。
※ガスの継ぎ足しは、おこなっておりません。計測前に注入した「約1秒のみ」。
ガスタンクに、とある「おまじない加工」を施しております。
約1秒程で、「超安定度」。
そして恒例の「最高初速計測」なのです!
※東京マルイ製 ベアリング研磨0.2g
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(1秒弱程注入)。
※※「~45度」の恒温庫にて「~30分間安置後」、~15.5度の室内にて、XCORTECK X3200を使用し、計測。
※ホップは「東京マルイ製 スペリオール0.25g最適状態」での計測。
恒温庫に「シリンダーアッセンブリ(ガスタンク)」を入れたまま、ご飯を食べてしまい、忘れてしまっていたのです。
「シリンダーアッセンブリ」は、思いのほか「ほっかほかの状態」です( ;´Д`)





外気温との差が激しい為、初速の下降がございますが、素晴らしいε-(´∀`; )
ペガサス病...そう言えば、そんなのありましたね。
※有頂天なのです( ;´Д`)ご勘弁下さい。
そして、極一部のマニア様、お待ちかね!!!
「5mグルーピング計測」なのです!!!
※東京マルイ製 スペリオールバイオ 0.28BB弾を使用(無選別にて使用)。
(抜弾抵抗を下げる為、いつもの小細工を施しております。)
※東京マルイ製 ガンパワーHFC134aを1秒程注入後、室温にて5分間安置後、計測。
※計測対象エアガンを「レストに固定し」、~25度の室内にて計測。
※ホップは「0.25g適正状態」での計測。
◯銃口からターゲットペーパー迄の距離が「~5mジャスト」。
※5発でのグルーピングを計測。
※10秒毎にBB弾を発射(タイマーにて計測)。
※計測途中での「ガスの注ぎ足し」は致しておりません。
※「グルーピング計測」に使用している機材はこちらです。
http://butch.militaryblog.jp/e806616.html
この計測では、最大装弾数「5発1セット」でのグルーピングを計測致しております。
※今回は合計4セット計測。
それでは「第一セット」。



最大グルーピングは「約3.7cm」。
狙点を少し修正して、第二セットへ。
※第二セットからは「チッ、チッ」でトリガーを一度止め、シングルアクションに近い状態で射撃致しております。
要するに、S&W DAリボルバー独自の「DAチチバン撃ち」です。
この拙い説明で、伝わりますでしょうか...。
そして「第二セット」。



最大グルーピングは、「約2.6cm」。
「1インチ強」を記録。
もう、ここで止めたい気持ちでいっぱいです。
そして「第三セット」。



最大グルーピングは「約3.7cm」。
そして「第四セット」。



最大グルーピングは「約3.5cm」。
いつか、Jフレームリボルバーにて「1インチ(2.54cm)」を切れるような気がする。
気がする。
そして「遠射精度」を動画にて撮影致しましたε-(´∀`; )
※ちなみに「センチニアル本体」は全く保温していない状態からの試射でございますので、
低気温により「ホップパッキン」は硬くなっていたのではないか、と思われます。
(注意)
動画にて仕様している「ターゲット(一般的なサイズの一斗缶)」&「距離を測っているメジャー30m用(巻尺)」は

こちらです。

ちなみに「一斗缶」の寸法は「35cm×23cm×23cm」の物を使用致しております。
○計測に使用したBB弾は「東京マルイ製 スペリオール0.28gバイオ弾(無選別)」。
○計測に使用したガスは「東京マルイ製 ガンパワーHFC134a(一秒弱注入)」。
※「20mでの計測」から「23mでの計測」に移る際、一度残ったガスを抜き、改めて「一秒程」注入致しております。
それでは動画をご覧下さい!!!
※何故か、もの凄い圧縮された状態でアップされてしまいました( ;´Д`)
可能であれば「Youtube」にて、高画質でご覧下さい。
撮影も編集も投稿も、動画は大変です( ;´Д`)
Posted by butch at 21:43
│M40 2inch HW A90 ver.2A2+P PRF DAスムーストリガーシステム 「bcw 吉兆」