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Posted by ミリタリーブログ at

2016年01月19日

「STシステム」とは、なんぞや?

こんばんは♫butchです。






寒すぎるでしょ。





butchは大阪在住なのですが、「大阪って、こんなに寒かったっけ?」




漬け物用の大根を干そう...。













さて、先日より一人で大騒ぎしている「STトリガーシステム」。



まず、それに至る迄の過程のお話を少々。










タナカ S&W Jフレームが面白い。




これはですね、何故かと申しますと、


「調整幅が狭い。面倒くさい。」



ここです。

調整幅が狭いから、面倒くさいから。

この「面倒くさい」が、非常に面白い訳でございます。






タナカ S&Wリボルバーシリーズ(ペガサスに関して)の内で、Jフレームシリーズは異色の存在なのです。




なぜか?



理由は一つ。



「ハンマースプリングのテンションが唯一固定。」






読者さま 「ハンマースプリング、カットすればよいだけじゃん。」






その通り。
間違いなく正解です。




ただ、「初速」は大きく犠牲になってしまいます。
失敗した場合のリカバリーも不可能です。
※今回は話の流れ上、言い切ってしまいますが、不可能ではございません。





それではハンマースプリングをカットしたと致しましょう。


「それだけでは大して軽くはなりません。」




ハンマースプリングよりも、トリガープルに悪影響を与える要素が、あと二箇所ございます。


以前申し上げた「シリンダーの回転不良」。




そして「トリガーリターンスプリング、異様な程の高テンション。」




では、シリンダー内部マガジンもオミットし、トリガーリターンスプリングも適度にカットしたと致しましょう。





確かに「トリガープル」は軽減されます。軽くはなります。





ただ、KフレームやNフレームには無い、Jフレーム独特の



「トリガープルの雑味」は解消されません。




この「トリガープルの雑味」。Jフレーム独自のものです。
構成上、仕方の無い「雑味」なのです。



何故なら、S&Wリボルバーシリーズの内で「ハンマースプリング」が唯一「押しバネ」だからなのです。
K、N、Xフレーム、全てハンマースプリングは板バネでございます。







ここ迄言えば、お察しの事でしょう。




Jフレームシリーズ、トリガーチューンの肝は




「スプリング圧縮時に起こる、歪みをどう抑えるか。」



なのです。




調整部は他にも多々ございますが、かなり難しいので、今回は割愛致します。
※当シリーズ以上の調整は、個体差に合わせた調整が必要です。











「STトリガー」公開迄、あと数日!!!


タナカ ペガサスJフレーム トリガーチューンの夜明けは近いぜよ。